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ゲンノショウコ![]() 和漢薬名を老鸛草(ろうかんそう)としますが、これは今にいうゲンノショウコとは別物。 俗称の「現(の)証拠」をあてるのも厳密にいえば正しいとも云い難いのでは無いか...という論もあり、 書物をひもとけばややこしいが、現に効くのだからげんのしょうこで良いのではないでしょうか。このような混乱を招いたように渡来のものではありません。 中国にはその名の由来のようにコウノトリ(鸛)に似た植物として老鸛草が実在しますが、薬効が類似しているのでしょう。 それはともかく、クスリノハナとかイシャイラズ、果てはイシャナカセの別称を持つくらいだからとても有用です。 整腸薬・下痢止め・健胃・高血圧の予防と薬効あらたかで、特に主成分のタンニンが葉に最も蓄積される土用の丑の頃に採取し陰干しするのが理想的。 ゲンノショウコの煎液はおもに腸内で働いて殺菌作用や整腸作用が知られますが、十二指腸・小腸・大腸でそれぞれ生理機能に与える促進や抑制が異なるとされ、そのメカニズムは不思議です。 また、植生が関東以北では白色種、以西では紅紫色種が多いのも面白いですね。 昔はそこいら中にあったはずですが、造成地の開発や建築ラッシュ、或いは洋風ガーデニングブームに押し出され姿を消しつつあるのがわかります。 丈夫な植物で良く繁殖しますが、守ってやらないといつしか身の周りから消えてしまいそうです。 |
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