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Nikonを持ってハチク捜しの話 〜アトリエを出て〜

 はじめまして。ペーパースクリーン版画 (和紙孔版画 )作家の安恒春一です。
 福岡の都市部に生まれ育った私には竹と言えば竹の子&孟宗竹程の知識・・・友人・知人に手当り次第たずねた。 ところがハチクを知っている人が意外に多く安心、しかし正確な知識を持った人は少なかった。 そこで福岡市植物園の方に教えを請う。

 (薬研注釈/薬研から〜)依頼があったのが3月、ハチクの芽吹きは5月末から6月と梅雨の時季とのこと、芽吹きまでの長かったこと。 竹の子が顔を出したとの知らせ、友人を誘って写真撮影に・・・ 意外に近くにあったのに感動!細く小さなハチクの竹の子が顔を出していた、 でも自然条件があまり良くないようで育ちが悪いことが後でわかる。

 現像に出したカメラ店の中年の女性が写真を見て 「ハチクですね!私の田舎では、この季節ハチクの煮物とピースご飯を子供の頃良く食べていました」と懐かしく話し掛けてきた。

 「昔は八百屋の店先に出ていましたよ、最近はあまり見かけませんね!」とのこと、食べる人が少なくなったのかもしれません。 私にも少し昔の記憶がよみがえってきた。 それは友人がハチクの竹の子を届けてくれ煮付けにして食べたところ子供の頃食べた気がしたこと、 何十年ぶりかの味!あれがハチクだったのかと。

 この処、竹林を見るとハチクはどれだと常に意識し何回か撮影に出かけたこともあって、 ハチクの知識が身に付きハチクとすぐわかる様になったこと! 良い勉強をさせて頂いたと思う。 九州にはハチクの竹林が多く生活に密着した竹のような気がする。釣竿や七夕飾りの竹にと身近に使われているようである。

 今年はハチクに始まりハチクに終わりそうな予感が・・・ さあ〜ハチクの版画を作ってみるか!
2001.08.

space 安恒 春一(やすつね・しゅんいち)
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 薬研庵主が画伯に九州に自生するハチク(淡竹)の写真撮影を依頼、ついでに寄稿も依頼,ご迷惑をおかけしました。 さてペーパースクリーン版画のみならず九州朝日放送にその人ありと知られたCGの大家でもある画伯のプロフィール/

 福岡市文化連盟美術部会会員・福岡市美術連盟会員・西日本版画協会会員。
 数多くの個展と入選。
 画伯はHPも精力的に展開されておられますので詳細を是非ご覧あれ。
 [http://www3.ocn.ne.jp/~yasutune/hanga.html


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